ニセコグラビル2023 スプリングライド

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グラベルロードならではの舗装、未舗装道を選ばない走破性と北海道ならではの雄大なロケーションを生かしたレイアウトで人気のニセコグラベルライドが春バージョンとして、林道 、農道、砂利道、アスファルトなどを盛り込み新たなコースでニセコグラビル2023スプリングライドは開催された。
今回は主催者の努力により、普段では走る事を許されない林道などもコースに追加されていた。

ライド当日は朝からの雨予報中気温も上がることはなかった。
スタート間近になり、ついに雨も降り始め参加者は北海道の容赦のない自然の厳しさの一端を垣間見ることになる。しかしこの悪天候の中でもライダー達はそれに挑戦し、楽しみに変えて走る事を忘れなかった。


北海道の母なる大自然はこのイベントに対して降り続く雨、強風、上がることのない気温そして、ぬかるむ砂利道など、新なるシナリオをライダー達に託したのであった。
しかしこのシナリオはライダー達の闘志を削ぐことはなく、新たな挑戦として受け入れ、ニセコグラビルの真の価値を知る事となった。

雨の中の林道、ぬかるむ砂利道、滑りやすい舗装、容赦のない上りなど参加者の体力とテクニックを試される絶好の機会となった。
幸運にも大きな事故に繋がることはなかったが、走行中のメカトラブルやパンクなどのアクシデントも見知らぬ参加者同士が協力し合いトラブルを笑顔と友情に変えていった。


春とは言え雨の中のニセコは身を切る様な寒さだ。寒さの中ハンドルを握りびしょ濡れになり泥水を蹴り上げなから、ペダリングを参加者達は楽しでいた。

この厳しいコンディションの中でライダー同士の仲間意識が下がるどころかさらに協力し励まし合い、逆境に直面しても友情と団結で、目の前に広がる素晴らし風景を楽しむ事を忘れることなくゴールへ向かったのであった。

降り続く雨と強風の中、寒さを含め、この環境がニセコグラビル2023スプリングライドに予期せぬ展開をもたらしたのは間違いないだろう。
それはライダー達の肉体と精神をいつも以上に試し、多くの達成感といくつもの物語をお土産として渡した事だろう。

ニセコグラビル2023スプリングライドを振り返り、荒天の中多くの厳しい条件を物ともせず、楽しみ、走りきった参加者らへの敬意を払いたい。
そして、いかなる条件下でも常に安全と参加者が楽しめる環境を考え、万全の体制で大会を運営した主催者、スタッフ達に感謝したいと思う。

厳しい気象条件の中開催されたニセコグラビル2023スプリングライドであったが、びしょ濡れになりながらも不屈の精神と友情でグラベルライドならではの多彩なコースを走り切り、ニセコの自然を堪能した選手達がゴールで見せてくれた最高の笑顔がこの大会の真の価値を明確に表しているだろう。
また彼ら会えることを楽しみに、そし多くの新たな笑顔に会える事を楽しみにしたいと思う。
ニセコでお会いしましょう。


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